紙印刷、型抜き後、束状スタック時に表裏逆に混入する製品を検知し排出する装置のご提案をさせて頂きました。

装置概要

印刷機から供給された小箱ブランクを一定数量の束にする際に、極稀に裏返しに積まれるブランクが有ります。それを検出する為に考案された検査装置です。揃え装置に付加される形で設置し、ブランクを揃える動作（９０度引き起こした状態）中に側面を画像処理装置にて色判別を行い裏返りブランクを発見します。

本装置は、本来揃え及び裏返り検出の無い製造ラインに専用に設計された装置になります。限られた設置スペースに、分岐合流ユニット、揃え及び裏返り検出装置、不良品排出ユニットをレイアウトしました。メンテナンス性向上の為各ユニットは分離し移動する事ができます。

装置本体寸法

750mm（全長）×650mm（奥行き）×1550（高さ）操作盤含む

ワーク寸法

W98.0mm x L282mm x H200mm　(約500枚束)